排水処理 水質浄化【株式会社ビオスフェア】

商品紹介<ビオスフェアMB>

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ビオスフェア MB (Miclobiology)

「ビオスフェアMB」とは

産業排水処理の活性汚泥の安定と減容が目的の安定化助剤液です。

産業排水処理施設の水質改善・悪臭改善、設備維持管理等の保全など、汚水浄化に有効な効果的微生物利用を基本コンセプトとして考案した製品です。活性汚泥中に検出されている200種類以上の微生物群。それらの微生物が汚れた水をきれいにします。

微生物群を利用した産業排水処理施設の処理方法として「標準活性汚泥法」「生物膜法」「UASB法」「膜分離式活性汚泥法」他、多種類の排水浄化方法が開発され稼働しています。その浄化を助ける微生物群を活性汚泥と呼びます。活性汚泥は排水中の有機性汚濁水を初期段階で吸着、次に酸化・分解という2段階の反応を経てBOD(生物学的酸素要求量)成分を除去します。浄化能力の優れた活性汚泥ですが、生態環境の変化に敏感で、過剰な物質が流れ込んだ場合など対応しきれずに衰退してしまうなど、安定化を図るには管理を徹底することが必須事項となります。 活性汚泥には200種類以上もの微生物が検出されており、この中からその時々の汚濁水にあったものが活動し汚れた水をきれいにします。

活性汚泥の必要性は十分に判っていまずが、汚れの汚れ具合(汚濁濃度)によって活性汚泥量は増減しますし、その活性汚泥は曝気槽の中で、消化や酸化などで若干の減容はするが必ずしも十分な減容量ではありません。汚泥減容を効果的に行うには適切な時間と減容を促す微生物群が必要です。但し、その微生物群は特定(単一)生物ではなく複数であり生物個体の大小も含め多様性が求められます。それ故、活性汚泥の『安定化』と『減容』とは相反した作用とも云えます。その相反した作用を可能にしたのが「ビオスフェアMB」です。 「ビオスフェアMB」のビタミン類は特定(単一)微生物の活性化ではなく、多様性あるいは適当な微生物群を効果的に刺激することが可能な液剤です。

産業排水処理の活性汚泥の安定と減容が目的の安定化助剤液です。

汚水生物系列

生物学的水質の判定のために、水質の有機汚濁指標として適当な生物を選び、それを幾つかの水質階級に分類したもの。ドイツにおいてKolkwitzとMarsson(1902)が創始たもので、Liebmann(1951)が指標各生物の生態的意義を記載したことにより集大成された。Liebmannは、水質汚濁の段階を強腐水性(polysaprobic)、α-中腐水性(α-mesosaprobic)、β-中腐水性(β-mesosaprobic)、貧腐水性(oligosaprobic)の4階級に分類。 1961年これを参考に、我が国の水域の生物学的判定のために、我が国の生物をもとにした汚水生物系列表をつくり、広く利用されている。
Colpidium(コールピデウム)、Paramecium(パラメクデウム)は強腐水性
Carchedium(カーチスデウム)、Stentor(ステントア)はα-中腐水性の代表的な指標生物である。
原生動物のほとんどは、強腐水性あるいはα-中腐水性に属するものが多い。

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「ビオスフェアMB」の仕組み

産業排水処理施設の現状の曝気槽内微生物群

という排水(有機物等)が入ると、その浄化を促す微生物が群がり浄化を行う。
※アルファベットは微生物群を表しています。

産業排水処理施設の現状の曝気槽内微生物群

を必要としている生物は、この場所・その付近で増減を繰り返す。その増減を繰り返す因子のひとつとして排水中の有機物。従って、排水中の成分が変われば必要とする食物連鎖も変わります。食物連鎖の底辺に居る生物の種類は 多く、更に、生息環境の変化に対し非常に早く対応する。

の排水は細かく分解・分離される。様々な大きさになった有機物等は微生物の吸収及び酵素等の力により生物処理が行われる。

左記の状態は活性汚泥を増加させます。増加した活性汚泥は残数コントロールをする為に引き抜き業務が必須となります。また、MLSSの増加が短時間で発生する為、低い量で維持管理を行わないとなりません。引き抜き汚泥は含水率を減らし産業廃棄物として処理されます。

ビオスフェアMBを添加した曝気槽

ビオスフェアMBを添加した曝気槽は、MLSSが今までの安定数の150%前後と高い数値で運転が維持されます。従い、引き抜き作業を減らすことが可能になります。引き抜き量が半分になった場合でも放流水への影響がないという実績があります。

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「ビオスフェアMB」は微生物群の良きパートナー

ビオスフェアMB投入前

ビオスフェアMB投入前写真

ビオスフェアMB投入後

ビオスフェアMB投入後写真
上の写真は養豚施設の汚水処理施設です。 粘性のある発泡性の高い曝気槽でしたがMLSSを上昇したうえで 曝気槽の「泡」「臭気」を抑え、沈殿槽の「沈降率」を高め「汚泥排出」を減少!!

曝気槽内の微生物群を「ビオスフェアMB」の成分により刺激を与え、
槽内の有機性汚濁水を吸着・酸化・分解、それぞれの能力を向上させます。

MLSSも上昇、MLVSSも上昇。効率良く汚水浄化を行います。
高数値浄化でのメリットを十分発揮させながら排出汚泥を減容します。

今までの施設の多くは施設の管理として排水処理施設の曝気槽などに直接、微生物群の粉末や微生物群が混入した液製剤等を投入していました。

生物との相性が良く処理時間の短縮と安定した浄化能力を発揮します。

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「ビオスフェアMB」の臭気抑制効果とは

水処理において臭気対策も必要不可欠です。水処理に対し「ビオスフェアMB」を適正・適量を使用することで、悪臭を抑制することが可能と考えています。悪臭を発生させる起因として偏性嫌気性微生物群(メタン菌が有名)が関与し硫化物の生成を促しています。対象となる水槽内の生息環境改善のバランスを整える事で臭気発生の抑制につながると考えます。

臭気を発生させるのも微生物群!!抑制作用があるのも微生物群!!そのコントロール資材としても「ビオスフェアMB」は非常に有効です!!

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「ビオスフェアMB」の汚泥負荷と容積負荷

標準活性汚泥法でBOD負荷を評価には、汚泥負荷と容積負荷がそれぞれあり曝気槽の大きさが計算でき定められた数値の上に成り立っています。しかし、現場はその数値に合わせて設計施工・設計上の運転を忠実に行いますが時にエラーを発生します。

BOD 汚泥負荷の特徴

曝気槽中のMLSS1kg当たり
1日に流入するkg-BOD数を示す
(BODーkg/MLSSーkg・日)

MLSS濃度を負荷計算をしているので曝気槽容量計算としては適正であると考えます。
MLSS濃度を調整すれば原水BOD値が変わっても対応し易いといえます。

BOD 容積負荷の特徴

曝気槽1m³当たり
1日に流入するkg-BOD数を示す
(BODーkg/m³・日)

負荷計算にMLSS濃度を考慮していません。
曝気槽容量計算はあくまで参考値です。
生物膜法では、経験的に容量負荷を用いて曝気槽容量を計算します。

「ビオスフェアMB」を使用する場合、標準活性汚泥法の触媒として微生物群が関与するのでBOD-汚泥負荷の計算をお薦めします。しかし、標準活性汚泥法ではBOD-汚泥負荷を0.2~0.4kg/(kg-MLSS・日)程度にしますが、「ビオスフェアMB」を使用する場合

BOD-汚泥負荷を0.3~0.6kg/(kg-MLSS・日)に設定することをお薦めします!
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